今まで生きてきた中で、一度も嫉妬をしたことがない!なんて人はいないと思います。よっぽど自信があるか、とんでもなくマイペースで周りが全く気にならない、という人ならありえますが、そんな方だってふとした時に人のことが気になることはあると思います。
軽い嫉妬なら問題ないのですが、嫉妬するのがクセになっていると、自分自身がいつも苦しくなってしまいますね。頭の良い人が嫌、お金持ちの奥さんも嫌、きれいな人がそばに来るのも嫌...と、「嫌」なことが自分の中でいっぱいになってしまいます。
やっかいな嫉妬。できればまったく持ちたくない、だけど無意識にわきあがってきてしまうこの感情と、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。
◇嫉妬の根源とは
嫉妬をする時って、自分のことが目に入らなくなっていますよね。「あの人の持っているバッグは高級ブランドのものだ」「あの人は、皆に好かれている」、など主語はいつも自分以外。顔つきも暗くなってしまいます。自分が暗くなると、周りはよけいに明るく輝いて見えるという悪循環が生まれます。
「自分にはこれがある!」というものが一つあれば人と比べなくなるものです。そして見えていないだけで、その種は自分の中にすでにあるのです。人のことに気を取られているうちは気づかないのです。
私自身、コンプレックスのかたまりで、他人を見てはうらやましがっていました。自信をつけようと様々なことに手をだしました。絵や翻訳の勉強、小説の執筆、英語...。長く続いたものもあれば、すぐにやめたものもあり。しかし、なかなか自信は身につかなったですね~。結婚して子どもができてからもぜんぜん、落ち込みやすい性格は変わってくれませんでした。
◇変わるきっかけ
ふと思ったのです。「考えるから、暗くなってしまうのだ」と。まず、考えることをやめることにしました。へそ下に向かって呼吸をすることを心がけると良いと聞いたので実践してみたら、考えなくなったのです。
呼吸を整える方法を知った時、書く仕事に出会い、読んでくれる人ができたことで、自信につながっていきました。
今まで手を出して物になっていないと思っていたことも、人生のあちこちで役に立ちだしたのです。
子どもの習い事に外国の方が参加していた時には、会話ができましたし、子どもたちのイベントでは、手作りの絵を描いて喜ばれたりしました。ムダなことって何もないんだな~と気づきました。そして、何もないと思っていた自分に、実は色々な引き出しがあるではないか、とようやく思いだしたわけです。
◇嫉妬をしないコツ
嫉妬魔の自分が、人に嫉妬を感じたとしてもその感情に苦しむことがなくなったわけですが、そのコツを具体的に述べますと...。
1、 へそ下(丹田)に向かってゆっくり息をはく。
いつでもそのように呼吸をするようにします。特に気もちが苦しくなってきた時に意識的にやってみると効果的。頭に血がのぼらなくなり、落ち着いて物事に対処できます。
※丹田の位置:へそ下9~15㎝の所
見つけ方;片方の手をそろえて横向きにします。親指をへそにあてます。もう片方の手を同じ形にして、下につけます。下の手のある場所が丹田です。
2、 プライバシーにあえてふみこまない。
聞かれた方も嫌ですし、聞いた事で自分が苦しむことになります。出身大学、勤務先、貯蓄&ローン額などの話題には、お互い触れないのが一番。こちらが聞いていないのに相手が言ってきたら、「自信がないことの裏返し」と思って聞き流しましょう。きちんとした人ほど、自慢めいたことはいっさい言わず、謙虚な姿勢でいられるものなのです。
3、 自分の中にある「種」に気づく
全く取り柄のない人はいません。大事な種があなたの中で眠ったままかもしれません。「この部分は人に褒められるな」と思うことはありませんか。その部分を伸ばそうと実行にうつしていくと、褒められることが増えていきます。すると自信もついてきます。
まず、「種に気づく」、そこからはあれよあれよという風に自分が変わっていくのが実感できます。
◆まとめ
嫉妬ってやっかいですよね。思えば、子どもの頃から、人気者の子や可愛い子、足の速い子など注目を浴びる子がうらやましくて仕方がないという思いを持っているものです。
でも大人になったら、嫉妬している時間がもったいない!自分の顔つきも暗くなってしまいますし、何より自分で自分の人生を楽しくないものにしてしまうものです。
どうしても嫉妬をしてしまう!という人は、上記にあげた呼吸法から初めてみることをおすすめします。呼吸が整うと、頭もさえ顔つきも良くなってきます。
今すぐできることを24時間実践することで、「嫉妬する自分」にはいつのまにかサヨナラできてしまいますよ!
◇「心が落ち着かない自分を変えたい!」 そんな時に読みたい本
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