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11月とクリスマスのある12月は、ピアノ発表会が開催される時期ですね。
この日のために、我が子はせっせと練習し、ママも練習に付き添うことも多いのではないでしょうか。
子どもが本番でベストな力を出せるように、そして上手に弾けることで自信がつくようにしてあげたいですよね。
実際ママの力添えがあると、本番成功する確率がグンと上がります!普段忙しいママも、この日ばかりは子どものために、「ステージママ」になってあげましょう。
素敵な演奏をして、ママを感激させてくれるはず!
◇冬の発表会は、気温に注意
気温もグンと下がってくるこの時期。外はもちろん、会場となる建物の中も冷えていることがあります。しかし、寒いからと言って厚手の衣装を着てくると、大変!
演奏する会場は、暖房と人手の多さで、気温が高めのことが多いのです。以下の準備をして、会場入りしましょう。
1)手袋とホッカイロを持って行く
指が冷えていると上手に弾けないので、子どもの手が冷たい場合に使用します。
2)ハンカチを持って行く
ホールの中が暑いと、手に汗をかきます。鍵盤がすべりやすくなり、ミスにつながるので、演奏直前にしっかり汗をふきとります。
3)衣装は薄手のものに
肩を冷やさないように、上にボレロやカーディガンをはおっていきましょう。暑ければすぐ脱げます。
これで、会場がどんな気温だったとしても対応できます。
◇発表会を成功させるコツ:前日までの準備編
練習ではいまいち、本番だけ上手に弾ける、ということはほぼありません。本番で100%の力を発揮するコツは...。
1) 「練習で120%の出来にしてようやく、本番で100%の力が出せる」ことを子どもに伝えておく。
子どもの気もちもひきしまり、妥協しないで練習するようになります。
2) 曲ができあがってくる2週間前くらいから、何度か撮影&録音する
曲に慣れて、気もちがだれてくる時期でもあります。録音することで、本番と似たような緊張感が増します。スマホで充分です。上手に弾けた時の録音を、何度か聞く事で、イメージトレーニングもできます。
3) 家族の前で、疑似発表会をする。
本番だけ人前で演奏すると、緊張感に負けてしまうことがあります。家族全員の前で、演奏する機会を何度か作りましょう。「〇〇番。〇〇さん。曲は〇〇」とアナウンスし、入場してくるところから行います。これで、本番にも強くなります。
4)間違っても、止まらずに弾き続ける練習をする
プロの演奏家でも間違えます。ただ、絶対に止まらないので、観客は中断されることなく演奏を楽しめます。子どもの場合はミスをすると、その場から弾き直そうとして、ミスがよけいに目立ってしまいます。高度なテクニックが必要ですが、演奏を止めない練習をしておくと、本番で生かされます。
◇発表会を成功させるコツ:当日編
安心して本番にのぞむためには、当日朝の練習もかかせません。ただ、本番にエネルギーをそそぎたいので、数回程度の軽めの練習にしておきます。本番で「思いきり弾きたい」と思えるように、余力をたっぷり残しておくのです。
後は、移動中や会場で、録音した「ベスト演奏」を聞いて、イメージトレーニングをすればバッチリです。
◆まとめ
子どものピアノって、本当に親のサポートが欠かせない習い事だと思います。放っておけば、練習しないし、見てあげればあげるほど上達するする...。
せっかく我が子にやる気があるなら、できるサポート全てしてあげたいですよね。特に発表会は、一年のがんばりがギュッと一曲に詰まっているのですから、なんとしてでも成功させてあげたいものです。
我が家も、上記のことをやってみたら、子どもが素晴らしい演奏をしてくれました。でも実は、手袋がなくて手がかじかんだまま弾いていたら...、ハンカチが手元になくて汗でぬるぬるの手だったら...と思わせる場面があったのです。ホールの入ってしばらくは手がかじかんでいて、演奏直前にはあせばんでいたからです。
発表会には色々な状況が考えられます。もしこれから発表会をおありでしたら、参考にして頂いて、お子さんがベストな演奏ができるといいなと思います。
子ども二人育てながら在宅でフルタイム稼働中。
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