仕事や子育て、人間関係...。日々のことをなんとかこなしているうちに、いつのまにか動けなくなっていることはありませんか。
「なんだか気が晴れない」「自分のことが好きになれない」。
頑張り屋で色々考えてしまうタイプの人は、ストレスや疲れがたまり、自律神経のバランスがくずれやすくなります。すると、上記のようなマイナス思考が生まれ、悪い「気」が体内にたまってしまうのです。
「でも、どうしたらハッピーな自分でいられるの?」と思いますよね。誰だって幸せな気もちで過ごしたい、なのに体や心はその通りになってくれない...。
それには根本的な体質改善が必要です。鬱々とした自分から抜け出し、楽しい毎日を送りましょう!
◇心と体の健康をキープする、自律神経とは
自律神経は、活発モードになる交換神経と、リラックスモードになる副交感神経が24時間交互に働いています。自分の体と心が守られているうちは、バランスよく働きます。ところが、自分に無理をさせていると、ストレスや疲れからこのバランスが崩れ、不調が起こるのです。
緊張したりくよくよしがちな人は、交感神経が多く働いています。一方で、叱られても平気、悪いことはすぐ忘れる、という人は副交感神経が多く働いています。
交換神経ばかり働いてしまうと、体に不調をきたすことになってしまうのです。
自分の意志でコントロールできない部分だからこそ、情報があふれ、常に何かに追われているような気もちになるこの時代、不調を訴える人が多くなっています。
◇自立神経の不調は3タイプ
自律神経の不調は、3つのタイプに分かれて起こります。まず、あなたがどのタイプかチェックしましょう。
1) イライラするタイプ
・すぐイライラしてしまう
・気もちがふさぎやすい
・目が疲れる/充血する
・肩こりがおこりやすい
・生理不順、生理痛
・なかなか寝付けない
ストレスの影響で、体の中の気のめぐりが悪くなりがち。情緒不安定になりやすくなっています。ホルモンバランスも崩れているので、生理が不順になったり生理痛がひどくなったりします。
改善Point☚「気」の巡りを良くしてあげることが必須。アロマやハーブで、気分をリラックスさせましょう。特にラベンダーには、鎮静作用があり、不安や緊張、イライラをやわらげてくれる働きがあるのでおすすめです。また、体を動かすと、気の流れが良くなります。最初は気が重いかもしれませんが、「えいっ」とやってみれば、体も心も軽くなっていくのが感じられます。
2) ドキドキするタイプ
・わけもなく不安になりやすい
・なかなか寝付けない
・動悸・息切れがある
・悪い夢を見やすい
・物忘れが多い
・異常に汗が出る
・のぼせやすい
緊張やプレッシャーが続くと、血が消耗してしまい、脳に栄養がいかなくなります。脳が働かなくなると、意識をコントロールできなくなり、不安感に満たされてしまいます。
改善Point☚寝る直前は、意識してリラックスタイムを作りましょう。香味野菜には、気分を和らげてくれる働きがあるので、摂取すると良いです。また、血を作る赤色食材(肉や魚、卵、大豆、海藻など)を多く摂りましょう。
3) クヨクヨするタイプ
・小さなことも気になる
・気力がない
・下痢をしやすい
・食欲不振
・眠りが浅い
・口の中や唇があれる
・むくみやすい
食欲が落ちている時は、胃腸の働きが弱くなっています。体のパワー不足がさらなる心のパワー不足につながり、気もちも落ち込んでしまいます。
改善Point☚自分に100%を求めてしまうあなたは、まず心身をゆっくり休ませてあげます。それから消化の良いものをとって腸を元気にしてあげましょう。山芋、白菜、ヨーグルトは胃や腸の働きを活発&丈夫にしてくれる働きがあります。また、キャベツに含まれるビタミンCやカルシウムには腸を整え、疲れやすい・眠れないなどの症状を緩和する効果があります。
◇自律神経を改善する方法
自律神経は、心と体と密接につながっています。自立神経自体をコントロールすることはできなくても、心と体のバランスを取ってあげることはできます。
【心と体のバランスを取る方法】
・呼吸法を学ぶ
人は、外から受け止めた刺激を頭に持っていってしまうので、悩みます。これを持ち上げないためには、へそ下9~15㎝にむかって呼吸をすることが有効です。「不調だ」と感じる時は、静かな場所でへそ下に向かって深く息をはきます。息をはくことだけに意識をむけます。その時に、悪い気も外に出してしまう気もちで行うと、体内の気の巡りがよくなって、心が整います。
・運動をする
最初は軽めの運動から。徐々に運動量を増やしていきます。良い汗をかくと、気の巡りが良くなります。
・良い睡眠を取る
良い寝つきと安眠には、アロマの力を借りるのがおすすめ。ラベンダーを2,3適たらしたタオルを枕元に置きます。また、ブルーライトを発するPCやスマートフォンの使用はひかえます。
・自律神経に良い食材を取る
香味野菜や食物繊維の多い白菜・春菊・小松菜、また発酵食品であるヨーグルト、味噌、納豆などがおすすめです。
・自律神経を整える漢方の力をかりる
漢方は、個々の体質にあうものを摂取することで、身体が本来持っている力を補う役割を果たします。病気を治すというよりは、体質を改善することで、心身の健康を得るイメージです。
◆まとめ
自律神経の不調は、自分でも病気ではないと自覚しており、お医者さんに行っても解決法が得られないことが多いですよね。
でも、自分の心が体がつらいと感じていたら、それはりっぱな病気なのです。自分に優しくしてあげて、本来の自分にもどしてあげましょう。もともと悩みやすい人でも、自律神経のバランスを取ることを意識すれば、「悩まない人生」を送ることは可能なのです。
◇「つらい気もちを変えたい!」 そんな方におすすめです。
※こちらの記事もあわせてお読みください
子ども二人育てながら在宅でフルタイム稼働中。
ネットショッピング、特にAmazon利用率が高いです。
日々の生活の中で、気になることがどんどんでてきます。良いと思うことは即実行、問題があると思う点はやり方を変えるようにしています。
趣味は読書。特にノンフィクションが好きです。自分の中に共有したい情報がたくさんあるのを感じ、サイトを立ち上げました。皆さんのお役に立つ耳よりな情報をお届けしていきます。よろしくお願いいたします。
お問い合わせはこちら↓
johoirukabin@yahoo.co.jp
© 2015 耳よりイルカ便.